16日付のKorea Herald紙が報じたところによると、韓国政府は火力発電の燃料ミックスに水素とアンモニアを導入する計画を発表した。同国の通商産業エネルギー省はまた、この計画を主導する協議会を設立した。この協議会は、早ければ2030年までに20%のアンモニアを含む原料を確保し、この燃料コンビネーションを燃焼させる地域の石炭火力発電所を24カ所以上設置することを目標としている。さらに、この計画によれば、2035年までに、地域のガス火力発電所では、液化天然ガスと30%の水素からなる原料を使用することになる。
この目標を達成するため、韓国の産業省は水素やアンモニア燃料ミックス用の新型タービンのような関連技術の開発を加速させる。また、2022年にはアンモニアのサプライチェーンの確立と貯蔵施設の建設を推進する予定だ。米国や日本のような他の先進国は、すでに火力発電所での水素とアンモニアの使用を試験している。例えば、ゼネラル・エレクトリック社[GE:US]は、長期的には100%の水素を燃焼する発電施設を建設中である。
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